栗田英司さん 悪性腹膜中皮腫 2017/10/28

【中皮腫(ちゅうひしゅ)について】
「国立がん研究センター がん情報サービス」より引用)

 

◆中皮
肺や心臓などの胸部の臓器や、胃腸・肝臓などの腹部の臓器は、それぞれ、胸膜、心膜、腹膜と呼ばれる膜に包まれ、体の内面もこれらの膜でおおわれている。この薄い膜に並んでいるのが中皮(ちゅうひ)細胞。

 

◆中皮腫
中皮細胞から発生するがんを「中皮腫」と呼ぶ。発生部位によって、胸膜中皮腫、心膜中皮腫、腹膜中皮腫などがある。

 

◆疫学
中皮腫は、そのほとんどがアスベスト(石綿:せきめん・いしわた)を吸ったことにより発生する。アスベストを扱う労働者だけでなく、労働者の家族やアスベスト関連の工場周辺の住民にも発生している。アスベストにさらされること(曝露:ばくろ)が多いほど、またその期間が長いほど発症の危険性が高くなる。

 

 

栗田英司さん(左)と編集長

 

 


栗田英司さんは、1999年に悪性腹膜中皮腫と診断されました。悪性腹膜中皮腫は希少がんで、平均余命の中央値は16ヶ月です。栗田さんは、18年長期生存をされています。現在は、「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」関東支部中皮腫相談担当として活動され、中皮腫に関する情報のポータルサイトの立ち上げ、体験記の制作に精力を注がれています。

 

栗田さんは所在地の千葉から、わざわざ「いずみの会勉強会」(名古屋)に参加してくださいました。勉強会終了後、栗田さんを取材させて頂きました。

 

栗田さんの体験談記事出来上がりましたら、ガンの辞典に掲載します。

⇒体験談記事を公開しました!(こちら!)

 


◆栗田英司さんのブログ「中皮腫患者の生き残り大作戦」はこちら!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いずみの会 勉強会&相談会 2017/10/28

3回シリーズの第2回目。

 

テーマは「標準治療・代替療法・自然療法の役割と選び方」。

 

地元だけでなく、千葉や大阪から12名のご参加をいただきました。

 

 


Q:あなたは、ガンの療法をどのように選んでいますか?(選びたいですか?)

ー膽0紊諒針通り

家族や知人に勧められたから

治った人の治し方を真似る

の屠,陵論や治癒メカニズムに納得した、もしくは良いと感じた

 

参加者ほぼ全員、 銑は参考にするものの、最終的にはい覗びたいとお考えでした。自分で選ぶ、決めることを望んでいるのですね。


では、自分が目指すことと一致した療法を選んでいるのか?

 

療法を選ぶ際に、すべて「ガンが消える(治る)」というゴールだけ見て、標準治療、代替療法、自然療法を同じ土俵にのせて比較検討していないでしょうか?

 

それぞれの療法が、「何を変える」のか? 役割の違いを認識、理解して選んでいるのか? 各療法は、あなたの何かを変えるためのツールです。変えようとしている目的と選んだ療法が一致していないと、プログラムとアプリのミスマッチのように起動、稼働してくれません。

 

 

 

 

「あなたは何を変えるために、何をするのか!?」

今回は、そんな内容でセミナーを行いました。

 


◆第3回 2017年11月25日(土)
「治るための心づくり、体づくり」

 

 

 

 

 

 

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おしゃべりサロン 2017/10/23

いずみの会事務所で、おしゃべりサロンを開催。参加してきました。

 

台風の影響もあって、参加者は少なかったですが、関西から飛び入りで来られた方もいました。

 

その方、2度目のガンの治療法選択に、迷われている。でも、お話を伺っていると、自ら迷路に入り込んでいるよう・・・というか、ご自分で迷路を作っている、というのが正確かもしれません。

 

医師から提示されている選択肢は、3通り。それらに、1度目のガンを絡めたり、不要と思われる選択基準をいくつも付帯したり、起きていない事態をクリアする条件を求めたり・・・聞けば聞くほど、「これでは決められないよね」。

 

医師から告げられた病状を受け入れられないが故の心理状態なのかな、という印象も持ちましたが。前途多難だなぁ。

 


*次回のおしゃべりサロンは11月13日(月)開催です。

 

*12月18日(月)のおしゃべりサロンには、手術不能の胆のうガンを克服された石川利弘さんの体験談を聴けます!


◆いずみの会 公式サイトはこちら!

 

 

 

 

 

 

 

 

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いずみの会 定例会 2017/10/07

講師に熊本から工藤房美さんをお迎えして、定例講演会でした。

 

70名ほどがご参加

 

 

工藤さんは、11年前に子宮頸ガンが見つかりました。手術はできず、つらい放射線治療を受けました。肺・肝臓・腸骨転移が判明した時点で、主治医は「何もしなければ余命1ヶ月」と告げます。

 

入院中、知人から手渡された村上和雄先生の『生命の暗号』を一晩で読み終えた工藤さんは、生命、遺伝子の尊さに心を激しく揺さぶられました。死を受け入れるものの、絶望することなく、これまで命を支えてくれた遺伝子、細胞に感謝の気持ちを伝えようと、「ありがとう」と言い続けました。

 

工藤さんは、余命を自分の遺伝子が喜ぶことを基準に生きることに決めました。すると、ガンの診断から10ヶ月後、1クールの抗ガン剤治療後も残存していたガンの転移がすべ消えていたのです。

 

観音様のような穏やかな語り口

 

 

工藤さんの体験談を聞きつけた患者さんが、工藤さんのもとを訪れます。

 

◆80代の男性は、工藤さんの本(『遺伝子スイッチ・オンの奇跡』)を8回読み、8回の気付きを得た。感動して、涙が涸れるほど泣いた。翌週、病院に行ったらガンが消えていた。

 

◆2歳のお嬢ちゃんを連れて訪れた20代の女性に、「自分以外の人間に、自分の幸せの舵を任せるのではなく、いい気分は自分で作るんですよ」と工藤さんは語り掛けた。1ヶ月後、電話で報告を受けた。8つあった骨への転移ガンがすべて消えていた。「毎日、子どもの手を握って寝ました。まだまだ、私をお母さんでいさせてねと、子どものキラキラ光るエネルギーに向けて話しかけました。そして一瞬一瞬をいい気分でいるように努力しました」

 

◆お子さんを授からなかった女性乳ガン患者さん。自分のガンに、命名したかった子どもの名前を付け、我が子のように毎日愛おしんだ。「○○ちゃん、愛してるよ!」 3ヶ月後、ガンが消えたと知って、我が子を失ったように悲しみ泣いた。

 

(講演内容および2冊目の著書『「ありがとう」100万回の奇跡』より引用)

 

 


荒唐無稽に聞こえるかもしれませんが、おとぎ話ではなく、現実に起きた事なのです。科学的なエビデンスは、これぽっちもありません。ただ、そういうことが起こった人がいる。それをどう解釈するかは、個人の自由です。しかし、ひとつ言えるのは、【人間にはそういうことが起きる可能性がある】ということです。

 


でもなかには、「ありがとう、と言い続けていますが効果がありません」と言ってくる人もいるそうです。

 

講演のなかで、工藤さんは「治らない病気はないが、治らない人がいる」という見方を紹介されていました。あくまで僕個人の見解ですが、可能性を信じられない人、生命の尊さを感じられない人、ありがとうを言うことで“取引”をしようとしている人・・・には、善き現象は起きないかもしれません。

 

 

◆工藤房美さんの著書

 

 

 

 

次回の定例会は、12月2日(土)です。(いずみの会公式サイトはこちら!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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薬局さんの勉強会で講演 2017/10/01

ご縁がありまして、関東信越地区の薬局の先生方がお集まりの勉強会でお話をさせて頂きました。

 

 

会場は品川プリンスホテルでした

 

 

主催者の方からは30名くらいと事前に連絡がありましたが、当日は約80名のご参加でした。

 

 

 

 

講演タイトルは『ガン克服のための3つの物差し』。ガンの辞典で発行しているテキストのタイトルです。ご参加の先生方、全員に「ガン克服のための3つの物差し」「もったいないケース〜治るチャンスを手放さないで!〜」が配布されていました。

 

 

医療関係者向けの講演ながら、ふだん患者さんにお話している内容にしました

(両テキストの詳細はこちら!)

 

 

 

私も在籍していた薬業界・・・医学界のように脚光を浴びることはありません。一部健康食品会社のような派手な広告で世間にアピールするわけでもありません。どちらかといえば、いやかなり、地味な存在です。でも、健康でいるための知識やアプローチ法、製品のクオリティは、一般の方が思っている以上に高いのです。リップサービスではありません(笑)

 

 

がん患者さんが健康を取り戻す、くすり屋さんの智恵。利用するのも悪くないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いずみの会 勉強会&相談会 2017/09/30

3回シリーズで少人数の勉強会を企画しました。

 

 

 

◆第1回 2017年9月30日(土)◆
「生還者(がんサバイバー)に学ぶ、治る人の共通点」

 

◆第2回 2017年10月28日(土)◆
「標準治療・代替療法・自然療法の役割と選び方」

 

◆第3回 2017年11月25日(土)◆
「治るための心づくり、体づくり」

 


第1回は、12名のご参加でした。

 

この勉強会の主題は、【自分なりの治る人に変わろう!】です。

 

 

 

“ガンを治す”・・・「病巣を治す」のではなく、「治る人に変わる!」というアプローチを採用してみよう!・・・という趣旨です。

 

参加者ひとり一人が、自分なりの“治る人”とは?ということを考え、気づき、感じ、行動する。というのが、目的です。

 

60分くらいスライドを使って、治った人の体験談やガン克服のための3つの物差しによる視点をお話した後、ワークをしてもらいました。

 

『あなたにとって“ガン”とは?』
『あなたにとって“治る(健康)”とは?』

 

世間の概念や医学の常識に囚われず、自由に自分の腑に落ちる解釈をしてみてください。

 

 

う〜ん、ところがなかなか自分の言葉で表せないのですね。予想以上に・・・。病院で言われた事とか、経過とか、聞きかじりの知識とか、、、 「あ〜、この人、自分の物差し(基準)で解釈してる」というのは、参加者の2割くらい。

 

だとすると、自分の何を変えて“治る人に変身”するのか!?

 

 


◆次回は10月28日(土)「標準治療・代替療法・自然療法の役割と選び方」
何が効く!?ではなく、何で変わる!?という視点での選び方です。(いずみの会イベント情報はこちら!)

 

◆11月18日(土)午後1時〜4時 東京文京区 健康古民家かのう
『がんサバイバーに学ぶ、がん治しの物差し作り』
12名限定(詳しくはこちら!)

 

◆無料レポート
「治る人のタイプ」

 


【追記】

千葉からご参加いただいたクリちゃんが、当日の様子をブログにアップしてくださいました。クリちゃんは、平均余命の中央値が16ヶ月の悪性腹膜中皮腫。でもなんと、18年経過しています。(ブログはこちら!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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愛知県がんセンター 公開講座 2017/09/02

 

 

 

今年度の第3回目テーマは、「ゲノム医療の実用化に向けて」

 

演題
.殴離燹憤篥岨辧砲ら考えるがん医療
中央病院 遺伝子病理診断部 部長

 

▲丱ぅバンクで実現する医療
研究部 遺伝子医療研究班 室長

 

0篥狙腫瘍の基礎知識ー遺伝カウンセリングって何?ー
中央病院 認定遺伝カウンセラー

 

ぐγ慮がんセンター遺伝性腫瘍診療の現状
中央病院 副院長(兼乳腺科部 部長)

 

 

 


4名の講師が、一般向けに(事前勉強していないとちょっと難しいですが)お話くださいました。

 

愛知県がんセンターには、「個別化医療センター」が設置されました。世界的にも、患者さんの遺伝子情報をベースにした治療が主流になりつつあります。

 

たとえば従来の抗ガン剤の多くは、「フリーサイズフィット」と呼ばれ、殺細胞効果を狙い臓器別原発病巣ごとに適応した薬剤選択で、かつ正常細胞の増殖にも影響を及ぼす治療です。

 

それが「個別化治療」といって、ガン組織特有のタンパク質や、特定の遺伝子異常を見つけ、それに対応する薬剤で治療できるようになりました。

 

さらに「精密医療(プレシジョン・メディシン)」は、ガン組織の全遺伝子を網羅的に検査することで、ガン化の軸となる遺伝子(ドライバー遺伝子)の異常に対応する薬剤で治療します。

 

漁法に例えるなら、フリーサイズフィットは曳き網漁、個別化治療は延縄漁、精密医療は一本釣り、といったところでしょうか。(ちょっと違うかな) ターゲットが特定され、絞り込まれていきます。

 

 

とはいえ、個別化治療や精密医療で、100%効果が得られるわけではありません。遺伝子診断しても、ドライバー遺伝子が特定できなかったり、特定できても対応する薬剤が開発されていない場合もあります。また、副作用もゼロではありません。さらに、遺伝子検査には究極の個人情報に立ち入る部分があるため(全ガンのうち5〜10%を占める遺伝性腫瘍の検査など)、社会からの偏見、差別、心の葛藤などナーバスな問題が付随します。(認定遺伝カウンセラーによるカウンセリングが提供されている:実費)

 

それでも、従来の化学療法に比べ、高い奏功率や劇的な腫瘍縮小・消失例が期待できるので、薬剤使用のための遺伝子診断(コンパニオン診断)が標準になっていくと思われます。

 

*すでに米国ではFDA(米国食品医薬品局)が、MSI-H(遺伝子不安定性の高いガン)およびdMMR(スマッチ修復機構の欠損)があれば、ガン種を問わず抗PD-1抗体の「キイトルーダ」(ペムブロリズマブ)の適応が認可されました。(2017年5月23日) 原発臓器での区別ではなく、バイオマーカー(特異的な遺伝的特徴)に基づいた試験が承認を取得した初めての抗ガン剤となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いずみの会 定例会 2017/08/05

 

会場はいつもの尾張一宮駅ビル内 大会議室 70名超えのご参加

 

 

8月の講師は、市川式恢復法の考案者 市川加代子さん。京都で治療院を開業する傍ら、全国でびわ葉療法、生姜罨法などの自然療法を伝授されています。

 

市川加代子さん

 

 

この道に入られた端緒となったのが、義母の腸閉塞。苦しむ義母が、びわ葉療法で劇的に改善したのを目の当たりにし、西洋医学以外の医療・手立てに目を向けるようになりました。

 

「自分の体に治る力があること」
「治る力を引き出す技術があること」
「自分の体で体感・体験し確かめることの大切さ」

 

多くの経験、理論と実例を交えて、熱く語ってくださいました。

 

びわ葉の貼り方の実演

 

著書、ハウツー本

 

 

 


次回は、10月7日(土)ゲストスピーカーは、工藤房美さん(子宮頸がん 肺・肝臓・腸骨転移 余命1ヶ月から11年)です。

 

 

◆いずみの会公式サイトはこちら!

 

 

 

 

 

 

 

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「北海道でがんとともに生きる」 大島寿美子 編 寿郎社

28名の方が実名を公表し、自分の言葉でがん体験記を寄稿しています。

 

本書の特徴は、北海道在住のがん体験者さんに限定していること。地域色が明らかなので、北海道のがん患者さん、がんに関わる人にとって、より身近に感じられると思います。(無論、どの地域にお住まいの方がお読みになってもよいのですが)

 

紙面の都合で、それぞれの方の体験を深く掘り下げるまでには至っていません。それでも、その中の1頁、1行を目にした読者が、がんを自分の人生の物語の一部として捉え、生きることの価値に目を向けるきっかけとなることでしょう。

 

個人的には、執筆者4名と編集者による巻末の「がん体験者座談会」が興味深かったです。本書の出版に至る経緯、体験記に寄せる思いなどが、改めて各自のがんとの向き合い方、意味合いを顕在化させています。

 

書くことによって、書き手こそが、がんを腑に落としている。そんな印象を持ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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遺伝性乳がん卵巣がん症候群て何? 2017/06/18

名古屋市内のある乳腺クリニックは、定例で患者さん向けにセミナーを催しています。

 

今回はのテーマは、「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」。認定遺伝カウンセラーの方が、下記について約1時間、解説されました。

 

◆遺伝カウンセリングとは?
◆遺伝性腫瘍とは?
◆遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)とは?

 

HBOCは、BRCA1、BRCA2という遺伝子が、産まれながらにして(先天的)に変異している(機能しない)ことで、発症率が高まる悪性腫瘍(がん)です。(変異している人がすべて発症するわけではありません)

 

BRCA1、BRCA2は、急激な増殖や不必要な増殖を抑えることによって、細胞のがん化にブレーキをかける遺伝子グループに属しています。また、他の多くの遺伝子と協力して、損傷したDNAの修復もします。

 

女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、予防的乳房切除をしたのは、BRCA1に変異が見つかり、乳がん発症確率が87%、卵巣がん発症確率が50%と予測されたからです。

 

ただし、現在の日本の医療現場では、のべつまくなく遺伝子検査をするわけではありません。遺伝性のがんが疑わしい場合、カウンセリングを受けたうえで、本人が希望したら検査をします。

 

HBOCを疑うのは次のようなケースです。
ー稠発症
▲肇螢廛襯優ティブ
N沼性、片側乳房多発(原発性)
っ棒乳がん
ゲ鳩脇發貌がん、卵巣がん患者が複数いる(膵臓がん、前立腺がんが含まれる場合もある)

 

遺伝子検査の結果は、陽性(変異している)、陰性(変異していない)、未確定(変異が疾患に関連しているかどうか不明:およそ4%)の3つに判定されます。


遺伝子検査でわかることは、究極の個人情報です。情報の取り扱い、保持、解釈など、デリケートな問題が付随します。今後ますます遺伝子検査の対象が広がると、雇用、結婚、出産、保険において、差別が生じる懸念もあります。

 

さらに、遺伝子検査結果の解釈しだいでは、人生を翻弄され、無力感を覚える人もいるだろうな、と思いました。遺伝子検査が恐怖のメッセージになってしまうなら、何のための検査なんだろう。

 

変異が陽性でHBOCの罹患確率が高い場合、いま医療が介入できる予防策は、検診を増やす(検診療法という言葉もあるが、それって「療法なの?」 なお、卵巣がんの場合は検診を増やしても有効ではない)、予防的切除だけです。

 

「検診と切除・・・その二つしかないのですか?」と、思わず聞き直してしまいましたが、演者はきっぱり“断言”されました。エビデンスがない限り、予防できると公表できない医学界であることは承知していますが・・・それにしても、救われないですよね。検診と切除を予防策として選択肢にしてもいいけど、それしかないと言い切る姿勢は、あまりにも生命体に対するリスペクトが欠落していませんか!?

 

病気が主役の遺伝子検査になっていないか? 医療の進歩が人の幸せに結びついているのか?

 

変異があっても発症しない人の他の遺伝子、調べてよ! どんな行動をしたら、発症抑制、治癒に関わる遺伝子が発現するか、調べてよ!

 

25000もある遺伝子は、生まれ持った個性を幸せにする表現の仕方を知っている。

 

そう信じます。

 

 

 

 

 

 

 

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