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「免疫療法を超える がん治療革命」小川恭弘(高知大学名誉教授) 光文社

固形がんに対する「コータック治療」について書かれた本。(個人的に本のタイトルは感心しませんが)

 

コータック=KORTUC=Kochi Oxydl-Radiation Therapy for Unresectable Carcinomas
(切除不能がんに対する高知式オキシドール放射線療法)

 

著者の小川恭弘医師が考案した増感放射線療法。つまり、放射線の効き目を高める工夫に特徴のある治療法です。感受性を高めるために用いたのが、オキシドール(過酸化水素水)とヒアルロン酸。とてもシンプルでコストが安いために、どの製薬会社に話を持ち込んでも研究開発費が出ないと断られました。

 

がん組織は大きくなるにつれ酸素が減り、抗酸化酵素(ペルオキシターゼ)が増え、放射線の効果を減弱します。そこで増感剤として過酸化水素水を注入すると、抗酸化酵素の活性が失われ酸素と水になることで、放射線の効果が増すのです。

 

協力医療機関を含め、すでに1000例を超える臨床例があり、英国では治験も進んでいます。本書では患者さんによる治癒体験談、全国のコータック治療に携わる医療機関のドクターのコメントも収載されています。

 

コータック治療の国内早期認可と臨床の場で広く患者さんに用いられるようにと、発刊に至りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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