愛知県がんセンター 公開講座 2017/09/02

 

 

 

今年度の第3回目テーマは、「ゲノム医療の実用化に向けて」

 

演題
.殴離燹憤篥岨辧砲ら考えるがん医療
中央病院 遺伝子病理診断部 部長

 

▲丱ぅバンクで実現する医療
研究部 遺伝子医療研究班 室長

 

0篥狙腫瘍の基礎知識ー遺伝カウンセリングって何?ー
中央病院 認定遺伝カウンセラー

 

ぐγ慮がんセンター遺伝性腫瘍診療の現状
中央病院 副院長(兼乳腺科部 部長)

 

 

 


4名の講師が、一般向けに(事前勉強していないとちょっと難しいですが)お話くださいました。

 

愛知県がんセンターには、「個別化医療センター」が設置されました。世界的にも、患者さんの遺伝子情報をベースにした治療が主流になりつつあります。

 

たとえば従来の抗ガン剤の多くは、「フリーサイズフィット」と呼ばれ、殺細胞効果を狙い臓器別原発病巣ごとに適応した薬剤選択で、かつ正常細胞の増殖にも影響を及ぼす治療です。

 

それが「個別化治療」といって、ガン組織特有のタンパク質や、特定の遺伝子異常を見つけ、それに対応する薬剤で治療できるようになりました。

 

さらに「精密医療(プレシジョン・メディシン)」は、ガン組織の全遺伝子を網羅的に検査することで、ガン化の軸となる遺伝子(ドライバー遺伝子)の異常に対応する薬剤で治療します。

 

漁法に例えるなら、フリーサイズフィットは曳き網漁、個別化治療は延縄漁、精密医療は一本釣り、といったところでしょうか。(ちょっと違うかな) ターゲットが特定され、絞り込まれていきます。

 

 

とはいえ、個別化治療や精密医療で、100%効果が得られるわけではありません。遺伝子診断しても、ドライバー遺伝子が特定できなかったり、特定できても対応する薬剤が開発されていない場合もあります。また、副作用もゼロではありません。さらに、遺伝子検査には究極の個人情報に立ち入る部分があるため(全ガンのうち5〜10%を占める遺伝性腫瘍の検査など)、社会からの偏見、差別、心の葛藤などナーバスな問題が付随します。(認定遺伝カウンセラーによるカウンセリングが提供されている:実費)

 

それでも、従来の化学療法に比べ、高い奏功率や劇的な腫瘍縮小・消失例が期待できるので、薬剤使用のための遺伝子診断(コンパニオン診断)が標準になっていくと思われます。

 

*すでに米国ではFDA(米国食品医薬品局)が、MSI-H(遺伝子不安定性の高いガン)およびdMMR(スマッチ修復機構の欠損)があれば、ガン種を問わず抗PD-1抗体の「キイトルーダ」(ペムブロリズマブ)の適応が認可されました。(2017年5月23日) 原発臓器での区別ではなく、バイオマーカー(特異的な遺伝的特徴)に基づいた試験が承認を取得した初めての抗ガン剤となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガン克服テキスト


ガン克服レポートガン克服資料

 

 

【ご注意!】ブログ提供会社の都合で下記広告が勝手に表示されますが、ガンの辞典とは一切関係ありません(↓×)


calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
sponsored links
ガン克服シリーズ

◆ガン克服に役立つ『無料レポート』はこちらから!

◆ガン克服の資料請求(無料)はこちらから!

◆各種ご相談はこちらから!

◆ガン克服に役立つテキストはこちらから!

ガン療法
image2 ガンの辞典
selected entries
categories
archives
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM