がん哲学外来カフェ@カフェディアス 岐阜市 2014/09/13

「がん哲学外来」というネーミングが、いささか敷居を高くしている感はあります。ただ、その実態はがん体験者同士(ご家族、支援者、医療関係者を含む場合もあり)が集って、お茶しながら気軽に語りあえる場の提供です。

◆「一般社団法人 がん哲学外来」および考案者 樋野興夫先生(順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授)の講演会の記事はこちら!


とかく医療現場では、「病気」に焦点が当てられるゆえ、「人」として生きることが後回しになってしまいかねない。診察室で、人生の主役をがんに奪われてしまったなら、主役の座をもう一度自分に取り戻す。それが、がん哲学外来という活動の目的です。

がん哲学外来カフェ
第一回の参加者は8名(編集長含む) 1時間半では時間足りないかもね(僕以外は終了後ランチしながら、おしゃべりされたみたいです)


このほど、がん哲学外来コーディネーター養成講座を受講された方が中心となって、岐阜県初のがん哲学外来カフェが開催されました。(岐阜市茜部 カフェ・ディアス) がん体験者であるファシリテイターの進行のもと、それぞれが今の思いや悩みを語り、それにまた参加者が寄り添う。語るほどにうちとけて和やかに、心が軽くなってゆく皆さんでした。


がん哲学外来カフェ
コーディネイター養成講座を受講されたカフェのオーナー永井さん(右)、まるちゃん(中)
右はファシリテイターを務めた、ほていちゃん



カフェ・ディアスでのがん哲学外来は毎月第2土曜日です。10月は夕方5時30分〜7時の開催です。
詳細はこちら!








 

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がんサポートデイ講演会 14/05/31 「がん哲学外来」

一般社団法人 健康支援ディアス(岐阜県岐阜市)主催のがんサポートデイに参加してきました。今回は2008年に発足した「がん哲学外来」考案者 樋野興夫先生(順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授)の講演です。

がん哲学外来&カフェ
会場の岐阜県図書館(美術館も併設)


【がん哲学外来とは?】
(一般社団法人 がん哲学外来の公式サイトより)

『多くの人は、自分自身又は家族など身近な人ががんにかかった時に初めて死というものを意識し、それと同時に、自分がこれまでいかに生きてきたか、これからどう生きるべきか、死ぬまでに何をなすべきかを真剣に考えます。一方、医療現場は患者の病状や治療の説明をすることに手一杯で、がん患者やその家族の精神的苦痛までを軽減させることができないのが現状です。そういった医療現場と患者の間にある「隙間」を埋めるべく、「がん哲学外来」が生まれました。科学としてのがん学を学びながら、がんに哲学的な考え方を取り入れていくという立場です』

がん哲学外来&カフェ
40名ほどが参加

がん哲学外来&カフェ
樋野興夫先生。この風貌がなんともいいのです(^^)


さまざまな病気の中でも、特にがんは哲学的な病です。しかし通常の医療現場は科学的な診療に終始し、患者さんの人生にコミットできないという実情があります。そこで哲学的なアプローチの必要性を感じたが、2008年に順天堂大学医学部附属順天堂医院にて5日間開設した「がん哲学外来」が発端となり、現在では30を超えるがん哲学外来、がん哲学カフェが運営されています。

がん哲学外来&カフェ
ちょっと見にくいですが…樋野先生が尊敬される病理医の偉人 吉野富三先生は「がん細胞で起こることは人間社会でも起こる」と看破。これが「がん哲学」の源流。


およそ40名の参加者には現在闘病中のがん患者さんとご家族もおられましたが、ほとんどは「がん哲学外来」の活動に共感関心を持たれる医療関係者でした。なかには、がんを体験された看護師さんもいらっしゃいました。がんの方と接する医療従事者、ケアやサポートをされる方にとって有意義な講演内容と意見交換会だったと思います。


【追記】
参加者を交えての意見交換から

荻原菜緒先生(佐久総合病院医師)の進行で、まず1時間ほどかけて参加者全員が感想を述べました。その後の樋野先生、荻原先生のコメントの一部を記します。

*樋野興夫先生
がん哲学外来に来られる人の1/3は、自分の病気に対する恐怖感を訴える。死の優先順位を下げて忘却させることが大切。“解決”できない問題であっても“解消”することはできる。患者が一日のなかで病気のことを考える優先順位を下げる。つまり病気を考える時間を減らす。病気を忘れる時間を増やす。これが解消法。それには自分のことだけ考えるのではなく、人のことを考えると「私は明日死んでも、今日この花に水をやる」という心境になれる。末期の患者さんでもそんな気持ちになれるの。「痛い!痛い!」と訴え続けていた人が、急にひとことも「痛い」と言わなくなることもある。

医学や科学はどうしても物事に白黒つけたがる。しかし人の生や死においてはグレーな部分があり、それに対し医学的、科学的に白黒のジャッジを下したところで意味がない。グレーな部分には愛を以ってあたるしかない。それは人と人が交流することでしか成り得ない。

病院で患者に応対する医者は二つタイプがある。廊下を並んで歩きながら話をする医者。30秒でもいいから立ち止まって患者の目を見て対話する医者。自分の行動をストップして相手の為に時間を割く。そうすると患者はたとえ30秒でも満足する。だから私たちは立ち止まる人にならないと。

いろんな方が集まって人間を語れる場は必要です。今日ここに集った人たちで当地でもつくってください。それはがん体験者の使命でもありますよ。


*荻原菜緒先生
病院の中ではグレーと伝えなければならないことであっても、何か決めなければ医療が進まないジレンマを感じることがあります。では何を拠り所にするのだ?と悩んだこともありますが、ある患者さんの発した「やはりなんといっても人は人に癒されるんだよね」という言葉が印象的で学びになりました。「支える側:支えられる側」「助ける側:助けられる側」ではなく、同じテーブルの上にのった「寄り添う人:寄り添う人」という関係でありたいなと思います。


がん哲学外来は「病気になっても病人にならない」ことを寄り添う活動なのです。これはガンの辞典のテーマでもあるんですけどね。


◆「一般社団法人 がん哲学外来」の公式サイトはこちら!

◆各地のがん哲学外来、メディカル・カフェ







 

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がん哲学外来&カフェ勉強会 14/01/25

がん哲学外来とは?
一般社団法人 がん哲学外来の公式サイトより

『多くの人は、自分自身又は家族など身近な人ががんにかかった時に初めて死というものを意識し、それと同時に、自分がこれまでいかに生きてきたか、これからどう生きるべきか、死ぬまでに何をなすべきかを真剣に考えます。一方、医療現場は患者の病状や治療の説明をすることに手一杯で、がん患者やその家族の精神的苦痛までを軽減させることができないのが現状です。そういった医療現場と患者の間にある「隙間」を埋めるべく、「がん哲学外来」が生まれました。科学としてのがん学を学びながら、がんに哲学的な考え方を取り入れていくという立場です』

疾患の中でも、特にがんは哲学的な病です。しかし通常の医療現場は科学的な診療に終始し、患者さんの人生にコミットできないという実情があります。そこで哲学的なアプローチの必要性を感じた樋野興夫先生(順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授)が、2008年に順天堂大学医学部附属順天堂医院にて5日間開設した「がん哲学外来」が発端となり、現在では30を超えるがん哲学外来、がん哲学カフェが運営されています。

今年の5月31日(土)に樋野先生の講演会が岐阜で催されます。そこで講演会前に「がん哲学外来&カフェ勉強会」が月1回のペースで開催されることになり、参加してきました。(会場:感動カフェ・ディアス 詳しくはこちら! 参加資格に制限はありません)

がん哲学外来&カフェ
当日の資料

がん哲学外来&カフェ
参加者は僕以外、全員女性。多くは医療関係者。


あいにく発起人であるお二人は都合で欠席でしたが、すでにがん哲学外来カフェを開かれたことのある荻原菜緒さん(佐久総合病院 地域ケア科、乳腺外科 医師:当会では「先生」という呼称は禁止。参加者全員等しく「さん」付け)をはじめ、がん体験者さん、介護の勉強をされている高校生など16名が参加。看護師、薬剤師など多くは医療関係者の方々でした。(ちなみに男性は私だけ)

初回でしたので、ほぼ自己紹介で終了になってしまいましたが、参加者の方それぞれの思いを伺うことができました。荻原さんも「病院内だけでは埋まらないものがある。緩和ケアならと取り組んでみたが、緩和ケアでも埋まらない。探求中です」と語られていました。「哲学外来」というネーミングはちょっと堅苦しいが、患者さんが安心して居られる、話せる、泣ける“場”がつくれたらいいな、という思いはみなさん共有されたようです。集まられた医療関係者さん、みなさん患者さん思いの方々ばかりで、頭が下がります。

がん哲学外来&カフェ
写真公開の許可は頂いています(笑) 右端が荻原菜緒さん


「がん哲学外来(カフェ)」は患者さんが心を解放できる場、であると同時に患者さんの心に寄り添いたいが思うようにできない現場にいる医療関係者の気持ちを解放する場、でもあるように感じました。

◆主催者:健康支援ディアス(開業保健師 岐阜市)














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