金子稚子さん講演会

金子稚子(わかこ)さんは、流通ジャーナリストとして活躍中に肺カルチノイドで他界に移られた金子哲雄夫人。岐阜の一般社団法人 健康支援ディアス(代表 永井杜椛さん)主催の講演会が11月10日に開催されました。

金子稚子さん講演会
講演会のチラシ 

金子稚子さん講演会
会場は岐阜市のふれあい福寿会館 70名を超える参加



私が運営する「ガンの辞典」は公開から10年が経ちます。この間の、がん体験者さんの取材、お手伝いしている患者会(語りあい)での交流を通じて見えてきた大切なもの。それは『死生観』です。ディアスさんが運営するサロン風カフェでは定期的に「エンディング・ノートの会」が開かれており、その会に参加したのも「死生観なしには、本当の意味で前向きになることは難しい」と感じていたからです。(ガンの辞典 編集長という立場で少しお話しする機会も頂戴しました)

稚子さんが哲雄さんの生き様から得たキーワード。講演でも著書(「死後のプロデュース」)でも、稚子さんはこのキーワードを幾度となく発せられていました。

「死ぬことと、生きることは、同じ」 
人生において、死は、大きな流れのなかのひとつの通過点に過ぎない



金子稚子さん講演会
金子哲雄さんと稚子さんの著書。哲雄さんの死後に上梓された「僕の死に方」には、稚子さんも制作に携われた。週刊文春(2013年11月14日号には阿川佐和子さんとの対談が掲載。



そこで私も、現時点での私の個人的な死生観をあらためて記してみたいと思います。

「死ぬことは生きることの一部である」 

釈明しますが(笑)、稚子さんの講演後に考えたものではありません。昨年10月の第一回のエンディング・ノートの会に参加した際、浮かんできた言葉です。そして12月にお話しさせて頂いた際には、正岡子規を引用しながら、こんなことを語っています。(全文はこちら!)


お会いしたガンを克服した人たち(ガン克服=ガンを治した、ガンがありながら人生を全うしている、いずれの方も含まれます)は、いつしか死を受け入れたように思います。顕在的にか、潜在的になのか、意識レベルは人それぞれ様々でしょう。そして僕は、この心の作業について「死を受け入れる」という表現より「死と同期した」というイメージを持っています。

(中略)

生と死は対立・対極関係にあるのではなく同時性を持つ。考えてみれば、私たちの人体を構成する60兆からなる細胞は、ほんの一部を除いて入れ替わっています。役割を全うした細胞は自然に死んで(アポトーシス)、次の世代にバトンタッチする。私たちの体の一部は刻一刻死んでいる。並行して新たな細胞が誕生し、生命活動を為す。ということは、私たちは「死にながら生きている」わけです。

(中略)

「余は今まで禅宗のいわゆる悟りということを誤解していた。悟りということはいかなる場合にも平気で死ぬることかと思っていたのは間違いで、悟りということはいかなる場合にも平気で生きていることであった」
(正岡子規『病床六尺』 明治35年6月2日)



あれから1年経って、この死生観は更に確固たるものになっています。8月にお会いした産婦人科のドクターはこう語られました。

「出産は一つの命の誕生であるが、同時に死でもある。子宮の中という世界から外に出ることは、子宮側から見れば死じゃないかと思うのですよ。死は今の世界から卒業すること。いろんなことを学んで次の世界に行く。行く人にとっては喜び。去られる側は寂しいけど。だから本来、死は祝福されるべきもの」


がんはとても哲学的な病。期せずして死を突きつけられたとしても、“死”から目を背けない、先送りしない。私が、がんの体験者さんたちから教えていただいたことです。

哲雄さんと稚子さんが至った死生観、すごく賛同できます。

◆講演会の記事をこちらにアップしました!



◆金子哲雄さん、金子稚子さんの著書


【関連記事】
◆ガン体験者との対談

◆語りあい(患者会)

◆エンディング







 

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ガンのイメージを変える「死生観」

ガン克服の足枷になっているのは確実な治療法がないことより、ガンにまつわるイメージ・・・死に至らしめる怖い病気、痛みで苦しみながら死ぬ病気・・・自体なのだ。しかもそのイメージは往々にして医療者、国、マスコミという“権威側”から発信されている。

さらに、このガンのイメージに、死を否定する「生命至上主義」ガンと闘うべきという「治療至上主義」が付随すると、患者さんが望む「ガン克服」を惑わせてしまうことになりかねない。

ということで、「死生観」からガンのイメージを変えることで克服しやすくなることもあります。多大にあります。

その参考になる本をご紹介します。

■大往生したけりゃ医療とかかわるな
中村仁一 幻冬舎新書

■思い通りの死に方
中村仁一 久坂部羊 幻冬舎新書

■どうせ死ぬなら「がん」がいい
中村仁一 近藤誠 宝島社新書









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「死ぬことは、生きることの一部である」

個人的関心で参加した「エンディングノートの会」。がん支援をしている健康支援ディアスさんが運営するカフェ(感動カフェ・ディアス 岐阜市茜部)で開催された第一回目(10月20日)でした。

“個人的”といいながら、仕事であるガンの辞典の取材を通して《治療法→心の持ち方→生き様・死に様》と関心が展開してきたこともあり、「エンディング」というキーワードに反応したのだと思います。

同会の最後に参加者それぞれの感想をシェアする時間があって、僕が選んだのは『死ぬことは、生きることの一部である』というキーワード。この言葉に主催者の方がなにか感じたらしく、これをテーマにお話しする機会を頂きました。

ということで、12月8日の「第3回エンディングノートの会」(会場は同じく感動カフェ・ディアス)の講師をしてきたしだいです。

エンディングノートの会
家族的な温かみのある会場。手書きのタイトルもいいでしょ!



「死ぬことは、生きることの一部である」
〜ガン患者さん達から学んだこと〜


カフェ貸切なので、20名弱のこじんまりとした集まり。お話のあと、4人1グループくらいで感想を述べあいシェアするので、ちょうどいいくらいの人数ですね。

テーマが「エンディング」なのでガン患者さん向けに話すのと勝手がちがい、けっこうな時間を掛けてコンテンツを構成しました。でもまあ、個人的な発表みたいなもので結論やオチが求められるものではないから、思うところを勝手に語らせてもらいました。

エンディングノートの会
シェアしてくださった参加者の皆さん、ありがとうございました。


お会いしたガンを克服した人たち(ガン克服=ガンを治した、ガンがありながら人生を全うしている、いずれの方も含まれます)は、いつしか死を受け入れたように思います。顕在的にか、潜在的になのか、意識レベルは人それぞれ様々でしょう。そして僕は、この心の作業について「死を受け入れる」という表現より「死と同期した」というイメージを持っています。

【同期】というのは、iphoneやipadなどのモバイルをパソコンにつないだ時にコンテンツを共有する作業を思い浮かべてください。辞書には、【synchronize】【複数のものの間で時間的な関係を一致させること】と記されています。つまり、同時性を持つことです。

『どこかの時点で生と死を同期させ、本来の自分として生き直した。(生まれ変わった)』

生と死は対立・対極関係にあるのではなく同時性を持つ。考えてみれば、私たちの人体を構成する60兆からなる細胞は、ほんの一部を除いて入れ替わっています。役割を全うした細胞は自然に死んで(アポトーシス)、次の世代にバトンタッチする。私たちの体の一部は刻一刻死んでいる。並行して新たな細胞が誕生し、生命活動を為す。ということは、私たちは「死にながら生きている」わけです。

ガンは、ガンが生まれるような生き方を自然死させることで、新たにその人本来の生き方に変化・変身させてくれる。そんな現象だと考えることができるのではないでしょうか。


「余は今まで禅宗のいわゆる悟りということを誤解していた。
悟りということはいかなる場合にも平気で死ぬることかと思っていたのは間違いで、悟りということはいかなる場合にも平気で生きていることであった」

(正岡子規『病床六尺』 明治35年6月2日)



エンディングノートの会
カフェでランチした後、一部の参加者さん、主催者さん、ディアス代表の方と記念撮影。
女性に囲まれてご満悦の編集長(笑)



自分としても、とてもよい機会をいただいたなと思います。現時点での死生観をまとめることができたんだもの。たっぷり時間かけて。ありがたいことです。






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エンディングノートの会

9月に取材した「カフェ・ディアス(健康支援ディアス)」さんで、エンディングノートの会が催される(10/20)というお知らせを頂きました。今回は、仕事ではなく個人として参加。とはいうものの、今まで蓄積してきたガンの辞典のコンテンツとの関連性は高い。

エンディングノートの会
岐阜市の茜部にあるカフェ・ディアス


ガンは最も“死”がイメージされる病気である。ガンの前に「末期」「進行」「再発」「転移」という用語が付けば尚更だ。健常者が想定するエンディングとガンと告げられた人が意識するエンディング。そのちがいにも関心がありました。3〜4人のグループでテーマごとに語りあうことうちに、自分が思い描くエンディングの輪郭が浮かび上がってくる。

最後に参加者それぞれが今日の会で印象に残った言葉をシェア。そのなかで「REBORN」という発表がありました。僕は「生まれ変わる」というよりは「再生」に近いニュアンスでシェアしました。死を見つめることで、自分の生き様を再生する力を持てるような気がしたのです。

ちなみに僕が選んだ言葉は、
「死ぬことは生きることの一部である」


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