グランソール奈良免疫研究会2015 15/07/18

昨年に引き続き今年も「グランソール奈良免疫研究会」が開催され、参加してきました。免疫療法の最前線について学会レベルのお話が伺える貴重な会です。なお、グランソール奈良は独自の免疫研究所を併設している関係で、このような研究会が開催できるようです。

グランソール奈良免疫研究会2015

2015年7月18日 グランソール奈良 2階 大ホール

プログラム

第1講
演題:「iPS細胞技術を用いた抗原特異的T細胞の再生ー他家移植の系で使えるT細胞製剤の開発に向けてー」
演者:河本宏 京都大学再生医科学研究所 再生免疫学分野 教授


第2講
演題:「キメラ抗原受容体を利用した遺伝子改変T細胞によるがん免疫療法
演者:玉田耕治 山口大学大学院医学系研究科 免疫学分野 教授


第3講
演題:「膵癌集学的治療における免疫療法の役割」
演者:山上裕機 和歌山県立医科大学第2外科 教授



グランソール奈良免疫研究会2015


免疫療法の分野はここ数年、大きくパラダイムシフトしている。いかに免疫細胞を活性化するか?!という“足し算・掛け算”の活性化競争にしのぎを削ったものの効果面の評価は伸び悩んでいた。そこに登場したのが、「免疫チェックポイント阻害剤」である。

免疫が過度に働くと自己免疫疾患など自分自身を傷つけてしまう症状を惹き起こす。ゆえに私たち人間の免疫系は、過剰な免疫反応を抑制する機能を持っている。それが「免疫チェックポイント機能」である。ガン細胞はこの仕組みを使って、免疫から自分の身を守ることがわかってきた。免疫チェックポイント機能を阻害し免疫抑制を解除するのが「免疫チェックポイント阻害剤」である。投与によって一部のガンに有効な成績が報告されたことから、大きな注目を集めている。

従来の免疫細胞を活性化する手法を「+(プラス)の免疫療法」とするなら、免疫チェックポイント阻害剤を用いて免疫抑制を解除する手法は「−(マイナス)の免疫療法」とも呼ばれている。

一方「+(プラス)の免疫療法」については、ガン細胞に対するT細胞の攻撃力を最大に発揮させる仕組みの開発が研究されている。その一つが、T細胞にガン細胞を認識しやすくするセンサーを仕込む方法である。通常のT細胞を遺伝子改変し、ガンを認識するT細胞を作製する。T細胞受容体遺伝子導入、キメラ抗原受容体遺伝子導入などによる免疫療法である。

現在、免疫チェックポイント阻害剤はメラノーマ(皮膚ガン)で、キメラ抗原受容体遺伝子導入免疫療法は小児白血病で高い効果が得られている。今後、固形ガンに対する有効な治療法に発展するか注目される。


◆グランソール奈良の公式サイトはこちら!

◆グランソール奈良の取材記事(樹状細胞ペプチドワクチン治療)はこちら!








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グランソール奈良 再訪 15/03/23

グランソール奈良
奈良県宇陀市にあるグランソール奈良

グランソール奈良
エントランスすぐのロビー


ガン免疫細胞治療は、昨年11月に施行された法律「再生医療等の安全性の確保等に関する法」により医療環境が大きく変わりつつあります。今まで医療機関の一存で施術できていた免疫細胞治療は、「認定再生医療等委員会」の審査を受けた認定施設でしか実施できなくなりました。

グランソール免疫研究所を併設し、T細胞およびγδNKT細胞を用いた免疫療法に加え昨年末より樹状細胞ペプチドワクチンを導入されたグランソール奈良(奈良県宇陀市)は、同法に基づき「グランソール認定再生医療等委員会」として厚生労働大臣の認定を受けられました。また、細胞培養加工施設(グランソール免疫培養施設)の届出を厚生労働大臣に対して行い、平成26年12月12日に近畿厚生局において受理されました。

これを受けて、さらに免疫療法の研究開発の歩みを強くするグランソール奈良に4回目の訪問をしてきました。


グランソール奈良
先代から引き継がれた院長の辻村貴弘先生


◆グランソール奈良の免疫細胞治療の詳細はこちら!

◆関連記事
「グランソール奈良創設者 前院長とのガン対談記事」

「2014年 グランソール奈良免疫研究会」











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グランソール奈良 免疫研究会2014

グランソール奈良を初めて訪問したのは4年前の秋でした。(グランソール奈良の記事はこちら!) 奈良県宇陀市の山間部に入ろうかとする所に瀟洒な建物が現れます。一見して保養施設かと間違える医療機関は、その内部もくつろぎとリラックスを追求した空間になっています。

グランソール奈良 免疫研究会2014
グランソール奈良 正面

グランソール奈良 免疫研究会2014
エントランスホールはくつろぎのゆったり空間


先週末の6月21日(土)22日(日)、グランソール奈良主催「免疫研究会2014」が施設内2階の大ホールで開催されました。

グランソール奈良 免疫研究会2014

グランソール奈良 免疫研究会2014
グランソール奈良は自前の素敵なホールを持ってらっしゃるのです!


【プログラム】
6月21日
第1講「γδNKT細胞:細胞特性と臨床応用への有用性」
グランソール奈良 免疫療法研究開発部部長 松尾良信

第2講「T細胞の活性化と副刺激の制御機構ーがん免疫療法の標的分子の制御基盤ー」
理化学研究所・統合生命医科学研究センター 副センター長
日本免疫学会 理事長
斉藤隆

第3講「膵癌ペプチドワクチン療法の将来展望」
和歌山県立医科大学第2外科 教授
和歌山県立医科大学 医学部長
日本バイオセラピィ学会 理事長
山上裕機

6月22日
第4講「がん免疫療法の進歩と課題」
川崎医療福祉大学医療福祉学部 教授
岡山大学大学院医歯学総合研究科免疫学分野 名誉教授
日本がん免疫学会 元副理事長
中山睿一

グランソール奈良 免疫研究会2014

第5講「WT1ペプチドがんワクチン」
大阪大学大学院医学系研究科機能診断科学 教授
日本血液疾患免疫療法研究会 理事長
杉山治夫

グランソール奈良 免疫研究会2014

第6講「胃癌 マルチペプチドワクチン療法の方向性ーヨーロッパとの腎癌・大腸癌の共同研究を基にしてー」
京都府立医科大学 前学長
2016年国際外科学会世界総会 会長
山岸久一

グランソール奈良 免疫研究会2014


私は22日のみ参加。当研究会はドクター、医療関係者対象のため、とても学術的な内容でした。いささか難解でしたが3秒以上瞼を閉じることなく(笑)、3講を聴講しました。とくに関心のあったWT1ペプチドについては勉強になりました。これら免疫細胞治療の動向については、改めて記事にしたいと思っています。

さて、なかでもちょっと気になったことについて、僭越ながら少々私見を。

免疫細胞治療については、盛んに自然免疫や獲得免疫の活性(強化)・・・学術的な用語を使うなら非特異的免疫、特異的免疫・・・が研究開発されてきました。とくに昨今は獲得免疫、つまり特定のガン細胞の目印を標的にした免疫細胞治療の進歩はめざましいものがあります。

これらを(+)免疫治療とするなら、(−)の免疫治療についての研究も進んでいます。(−)とは、ガンに対する免疫を抑制(制御)する作用を減らしましょう、ということ。免疫が過度に働くと自己免疫疾患など自分自身を傷つけてしまう症状を起こします。それに対し私たちの免疫系は、過剰な免疫反応を抑制する機能を持っています。どうやらガン細胞をこの仕組みを使って、免疫から自分の身を守ることがわかってきた。

その一つに「制御性T細胞=Treg」(ティーレグ)があります。(他には、MDSC=骨髄由来抑制性細胞、液性因子、免疫チェックポイント機能抗体などがあります) 人間の免疫が持つガン細胞を排除する能力は、存分に発揮されればそれはスゴイものなのです。しかしTregなどによって免疫抑制が足枷になってしまう。そこで免疫抑制を解除するのが、(−)の免疫治療というわけです。

さて問題はどうやってTregによる免疫抑制を解除するのか? 研究会で発表されたプロトコール(治療計画)では、サイクロフォスファマイドが投与されていました。サイクロフォスファマイド、お医者さん、看護師さん、薬剤師さんならご存知ですよね。そう、抗ガン剤です。アルキル化剤に分類される抗ガン剤であり免疫抑制です。

なるほどこういう発想になるのね?! けっこう力ずくの技を使うんだなぁ。Treg抑制したというデータを出すには、こういう薬剤使わないと科学的有意差でないのかなぁ・・・と思ったしだいです。

【追記】
医科大学など研究機関としてはサイクロフォスファマイドのような薬剤を使わざるをえない事情もあるでしょうね。ただ、あるクリニックのドクターはTreg抑制に植物由来、菌類由来のサプリメントを用いています。天然由来のものには“上げる↑下げる↓”のどちらか一方の作用ではなく、おだやかながら「免疫調整」作用があり得る、と個人的には認識しています。










 

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グランソール健康セミナー 「がん免疫細胞治療の可能性」

昨年取材した宇陀市の「グランソール奈良」主催の健康セミナーが奈良市の春日野荘で開催されました。

グランソール奈良
興福寺の五重塔

院長の辻村貴弘先生による「がん免疫細胞治療の可能性」というテーマで、およそ60名の参加者がありました。

グランソール奈良
春日野荘

グランソール奈良
セミナー会場


一般の方向けのセミナーです。がん検診による早期発見のメリットや、免疫細胞治療の概要、治療例についてわかりやすく解説されていました。今後も同様のセミナーを実施される計画のようです。講演の後は、個別の相談会も行われました。

グランソール奈良
辻村貴弘院長(左)と編集長


グランソール奈良には「メディカルエージェント」というスタッフが数人常勤されています。受診者のコンシェルジェ役として幅広く相談にのってくれます。

◆セミナー内容の記事はこちら!

◆グランソール奈良のホームページはこちら!

【グランソール奈良の取材記事】
◆施設概要
◆ガン対談



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グランソール奈良再訪と大和路

すでにご紹介した奈良県宇陀市の医療機関【グランソール奈良】 患者さんに最適な医療システムと最新鋭の検診設備、ガン免疫細胞治療(NK/NKT/T細胞の複合治療)を備えています。

グランソール奈良
グランソール奈良のエントランス

グランソール奈良グランソール奈良
グランソール奈良、辻村病院(66床)、グループホーム・訪問介護ステーション、介護付き有料老人ホーム・・・この一角に生涯医療関連施設が集合しちゃってます。(同じ経営です)


今回、グランソール奈良で免疫細胞治療を受けられている30代の女性の方と付属の免疫治療センターにて免疫の研究と細胞培養を担当されている研究員の方にお話が伺えるというので、再度訪問することにしました。

グランソール奈良
大阪大学大学院出身の中澤主任研究員(右)

ガンの免疫細胞治療にはいくつか種類があり、また施術さる医療機関も大都市を中心に増えてきました。治療を希望される患者さんやご家族にとっては迷われるところですね。そこで、実際に培養(免疫細胞の数を増やし、活性を高める)されている専門家にお会いし、「実のところ、どうなんですか?」と訊いてきました!

取材記事はガンの辞典に掲載しますので、いましばらくお待ちください。



◆グランソール奈良の取材記事はこちら!

◆辻村拓夫先生とのガン対談はこちら!

◆グランソール奈良のホームページはこちら!


【おまけ】
前回訪問時は近鉄を使いました。
今年奈良は1300年祭で盛り上がったようですが、グランソール奈良から車で20分ぐらいのところに室生寺、長谷寺があります。

両名刹には個人的に思い出があります。中学の修学旅行で訪れた時、その佇まいに感動したのでしょう、帰宅してから親に「風流だった」と話したのだそうです。両親は、中学生なのに大人びた言葉を使ったことが私のことが可笑しかったのか、よく思い出しては話していました。その「風流」という表現が印象に残っていたのでしょう。後に二人で室生寺、長谷寺を旅しています。

久しぶりに行ってみようと、今回は車で出かけました。

室生寺室生寺
女人高野とも呼ばれる室生寺

室生寺室生寺
奥の院まで頑張って行ってきました  五重塔は本堂とともに国宝です

長谷寺長谷寺
長谷寺の仁王門                    長谷寺といえば登廊

長谷寺
境内の池で  置物かと思ったらホンモノの亀たち

紅葉はまだ一部でしたが、懐かしく探訪しました。やっぱり「風流!」(笑)

往復とも東名阪自動車道の渋滞に巻き込まれたので(・・); 次回はまた電車にします。

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グランソール奈良 辻村拓夫会長と対談

9月11日の「グランソール奈良施設見学会」に参加した際(記事はこちら!)、この医療機関は“掘り出し物だ!”と印象を述べました。

その理由は、奈良の山里ながら全国に誇れる《患者さんの都合にとって良い医療システムの構築》を推進しているからです。

そこで、10月6日に2度目の訪問。そしてグランソール奈良の会長である辻村拓夫 医学博士と対談する機会を頂きました。

グランソール奈良 辻村拓夫先生
辻村拓夫先生(右)と編集長


辻村先生ご自身、死ぬほどの大病を経験され、患者として医療を受けた身でもあります。患者さんのための医療システムとNKT細胞活性を軸としたガン免疫細胞治療について、お話を伺ってきました。

◆辻村拓夫先生とんガン対談はこちら!

◆グランソール奈良の紹介記事はこちら!

◆当施設で培養された免疫細胞によってガン細胞を攻撃する様子が動画で見られます。
(こちらから!)

◆グランソール奈良のホームページはこちら!

なお、辻村先生は医療に対する思いの丈と実際の取り組みをを2冊の著書に著わしています。ご参考まで。








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グランソール奈良を見学

9月も中盤に差しかかろうというのに、今年はまだ35度を越える猛暑日が続いています。
とはいえ、風に景色に秋色が混じるなか、のどかな奈良の自然豊かな地にあるグランソール奈良を見学してきました。


近鉄榛原駅から車でおよそ15分。視界に入ってきた白亜の建物が医療施設とは、誰かに教えてもらわなければ気付きません。人間ドック・各種検査に年間6000人が訪れる検診センターであるグランソール奈良は、もうひとつ別の機能を備えています。第四のガン治療法として、高度先端医療に認められている免疫細胞治療です。


今回の訪問は本取材前の事前調査です。大阪や京都などの都市部でなく、必ずしも交通の便がよいとはいえない奈良の里山で、なぜ自前の培養施設まで備えて免疫細胞治療行っているのか・・・そこに興味を持ちました

◆当施設で培養された免疫細胞によってガン細胞を攻撃する様子が動画で見られます。
(こちらから!)

当施設では定期的に見学会を実施しておられるということで、この度私も参加してみました。(時間の関係で個別見学をさせて頂きました)見学時に撮影した画像に簡単なコメントを加えて取材日記としますが、本格的な取材ができましたら詳細記事を掲載します。


グランソール奈良グランソール奈良
オシャレなのは外観だけじゃない・・・・・・・・・・・・・中庭に面したテラスが各階に!

グランソール奈良グランソール奈良
中庭                           談話室 健康セミナーなどもここで開催

グランソール奈良グランソール奈良
最新型のCTやMRI 電子医療システムによって画像やカルテはすべて電子化。
ONLINEによって複数の専門医による診断システムを確立しています。


グランソール奈良の先端的医療システムもさることながら、者さんがリラックスできる環境で検診や免疫細胞治療を受けれるようにとの配慮がすばらしいです

グランソール奈良
併設のレストランでは検診後に地場の旬の食材をつかった御膳が供されます。

グランソール奈良グランソール奈良
グランソール奈良グランソール奈良
メゾネット式の宿泊施設 最も広いお部屋でダイニングリビング、2ベッドルーム、和室、景色を眺めながら入れるお風呂・・・ここはリゾート施設?と勘違いするほどの設備・・・これはびっくり!


“掘り出し物の医療機関!”という予感がします。本取材をお楽しみに!
グランソール奈良 公式サイトはこちら!)

◆グランソール奈良 辻村拓夫先生とのガン対談はこちら!


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