ガン患者さんと新型インフルエンザ

先日、感染症の専門家による新型インフルエンザに関するお話を聴く機会がありましたので、概要を報告いたします。


本題に入る前に、いまだ「新型」と呼んでいるのは日本だけだそうです。諸外国では「新型インフルエンザ」とは言いません。本来、感染症医学においてインフルエンザの「新型」とは、トリ由来のインフルエンザウイルスのことを指します。現在世界的に感染拡大しているインフルエンザウイルスは、ブタ由来のH1N1型です。


通常、ブタ由来のインフルエンザウイルスはヒトに感染しませんが、ウイルスの4箇所が変異したことによって、ヒトへ感染するようになりました。このウイルスは、過度に恐れる必要のないタイプですが、主な感染部位が通常の季節性インフルエンザと異なります。


通常の季節性インフルエンザの場合は気道の上部(のど周辺:上気道)で感染しますが、新型インフルエンザ(ブタ由来H1N1型)は気道の下部(下気道)で感染します。下気道という部位は肺に近い場所なので、肺炎を起こすリスクが高くなります。アメリカでの死亡者には喘息患者が含まれているのは、下気道感染が原因だろうと専門家はみています。


また南半球で感染拡大したウイルスが、これから冬季に入る北半球に伝わってくるわけですが、どのくらい強毒化しているかというのも、見極めなければならないそうです。


一般的なレベルで免疫が機能すれば、そう心配することはないそうです。しかし、ガン患者さんの場合は体力や抵抗力が落ちていたり、ガンそのものや治療の影響で免疫が低下している方も多いので、身近なご家族を含めとにかく感染しないように注意しなければなりません


手洗い、うがい、それとマスクが感染予防のスタンダードとされています。WHO(世界保健機関)でも推奨している手洗いはいちばんの予防策です。うがいは効果的な予防にはなりませんが、二次感染、複合感染を防ぐ対策にはなります。マスクは残念ながら感染予防になりません。(ほんの一部の特殊なマスクのみ) マスクをつけるのは、自分が感染した際の、人にうつさないためのエチケットとして使用すべきとのことです。


ワクチンはウイルスが変異しない限り有効です。ただし、ワクチンを打って抗体をつくっても、感染しないわけではありません。感染してウイルスが体内に入るとワクチンでつくられた抗体が退治してくれます。ですから感染してもひどくならないですむということです。いま議論されている輸入ワクチンはアジュバントワクチンと呼ばれるものがあります。百日咳など免疫刺激物質を混入しているワクチンなので、接種が適しているかどうか問題視される向きもあります。ガン患者さんは、主治医に相談することをお勧めします。


ガンと闘病中の患者さんは、とにかく体力的に“自転車操業”状態の方が少なくありません。健常者なら問題ないちょっとした病変が命取りになってしまう危険があります。感染予防に最大の注意を払うとともに、日常の中で体を温めたり、適切な栄養素補給をして免疫を落とさない工夫が求められます。

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