生物多様性と人体

 ボランティアというのはおこがましい、ほんのお手伝い・・・今月のはじめに開催されたイベント(主催:アースアズマザー)にそんな立場で参加したのですが、そこで「生物多様性」に関するセミナーを聴講する機会がありました。

スタッフ
ボランティアスタッフ最年長の編集長(右から二人目)



2010年に日本(愛知県)で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」の開催も決まりましたが、まだまだごく一部の方にしか認知されていません。今後メディアやセミナーを通して普及活動を強力に推進していくようです。



私も生物多様性に関する知識はほぼゼロに等しかったので、短時間のセミナーでしたがその概要に触れることはできました。



セミナーで頂戴した資料から、生物多様性をカンタンですがまとめてみます。



【生物多様性とは】



生物多様性とは、3つの多様性から成り立ちます。



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・それぞれの生態系には、気候、土壌などの環境条件に応じた様々な生物種が生息している。
・生態系の多様性は、地球上の種の多様性を生み出す源になる。



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・それぞれの種は、環境に適応してきた進化の産物である。
・種が一つ欠けても、生態系全体のバランスが崩れるおそれがある。



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・同じ種でも、環境により個体の形状や行動などの特徴が異なる場合がある。
・同種内にも多様性を持つことで、種が環境の変化等に対抗できる。



これら3つの多様性が過去・現在・未来へとつながっていることが生物多様性です。



というような説明を聞いても、「ふ〜ん・・・、それで?」 それをわざわざ191にのぼる国と地域が締約して国際会議を開くわけです。世界中が集まって討議するようなことなの? ちょっとピンときません。



ところが生物多様性は私たちの日頃の生活に大きな影響があります。そして現在この生物多様性が猛烈なスピードで破壊されています。



生物多様性は私たちの暮らしにこんな恵みをもたらしてくれています。



☆人類生存の基盤
・植物の光合成による、二酸化炭素吸収・酸素供給(温暖化防止にも寄与)



☆安全・安心の基盤
・自然の地形は災害の防止に役立つ
・豊かな森は安全な飲み水を供給してくれる



☆食材・木材
・農産物、水産物、木材



☆遺伝資源等
・野生種の遺伝的特性・・・品種改良
・医薬品への応用



☆技術開発のヒント
・バイオミミクリー
(生物の繊細かつ巧みな構造を活かした製品づくり)



☆豊かな文化の根源
・各地の食文化、祭り・民謡など。



今年のノーベル化学賞を受賞された下村博士は、オワンクラゲから緑色蛍光タンパク質(GFP)を初めて発見、分離・精製に成功されました。オワンクラゲという生物ののおかげで、脳の神経細胞の発達過程や、ガン細胞が広がる過程などを生きた細胞で観察できるようになったのです。これもまさに、生物多様性の恩恵です。




地球上の多様な生物種はわかっているだけ(名前がついている)で175万種、特定されていないものまで含めると3,000万種あるといわれています。

生物種にも自然の新陳代謝といえるような誕生と衰亡は避けられません。絶滅を余儀なくされる種もあります。いま問題となっているのは、その絶滅のスピードです。恐竜時代に1,000年かかって1種が途絶えていたのに比べ、現在はたった1年でなんと約4万種が子孫を残せず絶滅してます。



その原因の多くは、残念ながら私たち人間の活動です。生物多様性を考慮しない開発、外来種や化学物質の持ち込み、さらに間接的には地球温暖化(気温上昇により生物の絶滅リスクは高まる)・・・。



名豊エコロードを推進する会」の会長 宇都野信清さんは、行政に対し地域の自然との共存・調和を図るよう配慮された道路の建設を働きかけています。人間にとって便利で都合のいい道路は、反面自然の生態系を乱し多くの生物の棲みかを破壊してきました。とはいえ、「もう道路建設は全部やめよう」というわけにもいきません。



そこで、環境政策大綱にもとづき、動植物の分布状況などの自然環境調査を踏まえた建設ルート選定し、「表土の保全」「動物の移動経路の確保」「自然生態系の保全・復元・再生」を3本柱とした《エコロード》を提唱し実現に向けて取り組んでいます。



その第一歩として、愛知県幸田町から豊川市の自然豊かな丘陵地帯に建設中の名豊道路(23号線)においてエコロードが一部実現しています。この活動をさらに推進し、全国に普及するためのエコロードモデルを目指しています。




セミナーを聴きながら頭に浮かんだのは、「生物多様性の発想は、そのまま人体に置き換えられるなぁ」という連想です。



人体もまさに「生物多様性」です。水や食物を栄養素に分解して、血液、筋肉、骨といった目に見える形あるものから、微小ながら人体の活動を支える酵素、ホルモン、神経や免疫の伝達物質などに作り変えていく。千差万別、千変万化、体の中の生き物たちはそれぞれ互いに阿吽の呼吸で連繋しながら、ひとつの集合体として機能するようにおのおのの役目をこなしています。



果たして病気になった体を真の意味で回復するのは、医療技術や医薬品なのでしょうか?

人体を寸断したり、化学薬品を入れるにあたっては、人体という生態系に配慮する必要はないのでしょうか?



生物多様性のセミナーは、人体の多様な内臓・器官・組織とその巧妙な機能を深く考えさせられる機会にもなりました。



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